インベストメント・マンスリー(2026年8月)
ブームの真価を問う
2026年08月19日
投資戦略の主なポイント
- 堅調な企業収益は引き続き世界の株式のパフォーマンスを下支えすると見ているが、大規模なAI設備投資の持続性への懸念、根強い地政学リスク、供給ショックが断続的なボラティリティの上昇を引き起こす可能性がある。
- AI関連のハードウェアへのエクスポージャーが大きい新興国市場では、大きなボラティリティが見られている。しかし、国・地域の特性を勘案すると、ポートフォリオにおける新興国市場への広範な配分は、引き続き分散効果を提供し得ると考えられる。
- 国債利回りの上昇を受け、景気下振れに対するヘッジ余地(国債価格が上がる余地)は広がっている。とはいえ、インフレが急騰する「スパイクフレーション」のリスクを伴う「多極化」した世界では、「分散効果のある資産を多様化」することが重要だ。投資家は、相場が下落する局面でも比較的耐性が見られる「アンチ・バブル」的な領域(過熱感が小さいセクターや資産)にも目を向けるべきだ。
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